滝の場所topイメージ

屋久島の滝

1 千尋滝

千尋滝
千尋滝周辺地図

”千尋”は・・・”ちひろ”ではありません・・・。”せんぴ(Pi)ろ”と読みます・・・
”尋”とはそもそも身体尺で、両腕を広げた長さを一尋と数える・・・。尺貫法という長さ基準です

身体尺とは、体の一部の大きさを基準にして長さを表す方法で、洋の東西を問わず行われていたものですが・・・フィートもそうだし・・・”千”はこの場合、たくさんを表しています。つまり、それぐらい大きいという意味です

千尋滝はV字谷の端正な姿で、展望所からは滝をバックに記念写真も撮れます・・・ 雨の後の水量が増したときは・・・滝壺で砕かれた水が滝つぼで砕かれ、水煙となって花崗岩の岩肌を這い上がっていく・・・その姿は豪快そのものです・・・

バスを利用の場合、バス停からは約1時間ほど歩くことになります。駐車場から奥に100mほど進めば正面に滝が・・・大型バスの駐車場近くに滝と海岸線が見渡せる展望台もあります 

2 トローキの滝

トローキの滝
トローキの滝周辺地図

トローキの滝は落差こそ大きくないものの、海に直接落ちる珍しい滝です

名前の由来は・・・水量が増えると水音が周囲に轟くことから、轟の滝と呼ばれ・・・トローキの滝となった・・・と、現在の表示はなっています・・・が、以前は“トロ沖の滝”という表示板が立っていたようです・・・???

モッチョム岳をバックに綺麗な姿を見ることができます

バスを降り、案内に従って遊歩道を5分ほど行くと滝を展望できる場所に出ます
レンタカー利用の場合、駐車場は県道の反対側にあるポンタン館を利用します

3 大川の滝

大川の滝
大川の滝周辺地図
  • 大川の滝1
  • 大川の滝2
  • 大川の滝3
  • 大川の滝4

この滝は、日本の滝100選に選ばれています。日本に滝はたくさんありますが、滝壺までいける落差88mの滝はあまりありません・・・ちなみに、”大川”は”おおこ”と読みます・・・固有名詞って難しいですね!

女性は是非、滝壺の近くまで・・・綺麗になれます・・・ ビジョビジョなんちゃって・・・おやじギャグにしてもちょっと寒いでかすね?!
日の光の方向によっては、水煙に虹ができていたりして・・・マイナスイオンたっぷりの滝です。

この場所は海にも近く、川沿いの道を降りて、海岸まで出てみると良いと思います。 なかなか景観の良い場所です。また、海岸で屋久杉の流木を拾うこともできます。お土産にいかがですか?

滝を見て短時間で帰ってしまうのは勿体ない・・・滝か海岸でお弁当・・・なんて 最高だと思います。