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まだまだ在るよ!・・・

ここまでの分類には収まらない、名所や見所・・・まだまだあります・・・

明治の佇まいの屋久島灯台・国内では珍しい海底に生まれた枕状溶岩・海と山の景観が楽しめる屋久島一高い松峯大橋・・・

ここで紹介している所は、行くとなると・・・バス路線から離れていたり、そもそもバスが行っていない地域だったりで・・・歩くと大変!!・・・レンタカーでの移動がお勧めです

1 屋久島灯台

屋久島灯台
屋久島灯台周辺地図

この灯台は、北緯30°23′32″、東経130°22′53.95″に位置しています

高さは19.6m(海面から72.4m)あり、光度が120万カンデラ、光達距離は約22海里 (41Km)の海岸大型標識です。南西諸島への航海の安全のため、明治30年1月10日に明かりを灯した日本でも指折りの古い灯台です
建設から110年経ちますが建物の全面改修はされておらず、明治のたたずまいを醸し出しています

隣の口永良部島に沈む夕日が美しく・・・感傷に浸るのにもってこいです・・・星空も綺麗ですよ・・・!

島を周回している県道から分岐して1kmほどで灯台に着きます・・・道は細いのですがところどころにすれ違えるように拡幅してあるので、先を確認しながら進んでください
※以前は、細い道の両側に側溝があるところもありレンタカーがタイヤを落としていたりしていたのですが・・・今は側溝には蓋があるので外れていない限り心配はありません

2 枕状溶岩

枕状溶岩
枕状溶岩周辺地図

枕状溶岩はどろどろの熱い玄武岩質の溶岩が水中にゆっくりと噴出するとき、水によって表面が急冷されることによってできます

水によって表面が冷やされると・・・冷えて固まった表面だけ収縮して内部の圧力が高まり・・・まだ固まっていない中身が、殻を破ってひねり出されるように出てくる・・・ ということが繰り返されるんですね(表面は急冷される為、ガラス質の殻ができます)・・・まるで、うんこをひねり出しているような感じ・・・

このようにしてできた溶岩の形が枕(現代の枕ではなく昔の円柱形の枕)に似ているので枕状溶岩といいます・・・まさかうんこ溶岩と命名するわけにはいかないですよね!?

屋久島に枕状溶岩が存在するのは、屋久島で噴火があったというわけではなく・・・フィリッピン海プレートのホットスポットで噴出した玄武岩が水中で枕状溶岩になりプレートともに移動・・・琉球海溝まで達したときに、海溝で沈まずに付加体として大陸側のプレートに押し付けられ・・・その場所に屋久島が誕生して海上まで持ち上げられた・・・と考えられています

3 松峯大橋

松峯大橋
松峯大橋周辺地図

安房川の少し上流・・・谷の入り口に架かっている橋です。 安房川は河口から少し遡上するだけで深い谷になってしまうため、橋の高さは75mあり、高くて目がくらみそうになります・・・高所恐怖症の人は要注意!・・・

バンジージャンプができたら名所になりそうな・・・もしこの橋が、吊り橋だったら・・・雰囲気があってもっと良かったのに・・・とも思うのですが・・・

海から近いため、山の反対側に海も見えます・・・ 天気によっては山側の谷に雲がかかり、奥深い山の雰囲気が味わえたりします