1 コースの特色
*まさにBird's eye!!・・・
モッチョム岳は屋久島三大岩壁の一つです・・・高さは940mですが、集落・県道間近からそそり立つ急峰と荒々しい岩壁・・・雨の後は、岩壁を流れ落ちる水の流れ・・・そして、虹も・・・・・里から仰ぎ見るその存在感には格別のものがあります
山頂からの展望は雄大で、目の前に太平洋が大きく開け、左手には種子島、眼下に集落と海岸線・・・上昇気流に乗って空を登っていく鳥はこんな光景を見ているのでしょう・・・まさに鳥の視点(Bird eye)といった所でしょうか?
約1000m真下の海岸線を眺める・・・あまり経験できるものではないと思います・・・疲れも飛びます・・・
正面の岸壁を登るわけではありませんが・・・登山道は急登が続き、道は前日の雨で湿っていたりすると滑りやすい場所も多く・・・距離は短くても体力を要するコースです・・・
登山の前か後に千尋滝を見て・・・時間があればトローキの滝にも行きます・・・・・時間に余裕があれば、森の中でティータイム・・・
安全と必要以上に疲れないペース配分を心がけるガイドツアーです
※ 現在、モッチョム岳コースは催行しておりません
*コース難易度
黒味岳コース | 往路 | 復路 | 往復 |
---|---|---|---|
距離(km) | 2.8 | 2.8 | 5.6 |
標高差(m) | 730 (実質790+α) |
※復路は往路を戻ります
体力指標:★★★★ 星4つ/5段階
里から近く・・・距離は短いのですが、標高差が大きく急登が続きます・・・最後はロープを使って山頂によじ登ります・・・高所恐怖症の人は要注意です
登山口の看板には往復4.5時間と記載されていますが・・・とんでもない!・・・登山道も荒れていて、気軽に登れる山ではありません!・・・健脚者向けのコースになります
2~3kmくらいなら走れます!、走り終わった後でも元気!、そして翌日も問題なし(筋肉痛くらいは可)というくらいの体力を保有しているのが望ましいでしょう
★★★★★
2 ツアー行程
千尋滝近くから入山し、神山展望台(最高高度地点)を通過、里に張り出すように伸びた稜線をたどって山頂を目指します・・・帰りは往路を戻ります
*モッチョム岳コース地図

場 所 | 登山口 | 万代杉 | 神山展望台 | 山 頂 |
---|---|---|---|---|
標高m | 250 | 680 | 979 | 940 |
*ツアー行程・時間
場 所 | 時 間 |
---|---|
登山口 | 07:30 |
万代杉 | 09:20 |
モッチョム 太郎 | 10:00 |
神山展望台 | 11:00 |
山 頂 | 12:00 |
場 所 | 時 間 |
---|---|
山頂 | 12:40 |
神山展望台 | 13:40 |
モッチョム 太郎 | 14:30 |
万代杉 | 15:00 |
登山口 | 17:00 |
- 出発予定時間(安房6:30、尾之間6:50)
- 帰着予定時間
(尾之間17:20、安房17:40)頃になります
- 当ガイドの標準行程時間:約9時間30分
*できる限りお客様の体力に合わせますので、もう少し時間が掛ることもあります
- 上記時間は昼食・休憩を入れた大まかな登山の時間です
- 朝食は登山開始前に登山口付近でとる予定です
- 昼食は山頂でとる予定です
- トレッキングの進行に遅れがなければ、万代杉~登山口間でお茶(コーヒーor紅茶)の時間をとります
3 催行形態・料金
現在、プライベートツアーのみの催行にさせていただいています
*形態・最少催行人数
- モッチョム岳コースはプライベートツアーのみの催行になります
2名様からお受けします(最大5名まで)
*料金
お申し込み 人数 | 料金/1人 |
---|---|
2名様 | 14000円 |
3名様 | 11000円 |
4名様 | 9000円 |
5名様 | 8000円 |
各種割引もあります・・・詳細はSISTEM・料金ページの”料金”をご覧ください
4 無料送迎可能地域
- 平内~安房周辺の間にご宿泊の方は無料送迎が可能です
上記以外の地域に関しては追って待ち合わせ場所をご連絡します - お宿の位置(希望送迎場所)が無料送迎可能な地域かどうかは、ガイドツアーの地図で見て確認してください
※地図には黒字で集落名があります・・・お宿のある集落は何処でしょう・・・
5 その他
ツアー時に料金とは別にかかる費用・季節による行動制限など・・・
*屋久島山岳部保全協力金
- 屋久島山岳部(白谷・ヤクスギランドを除く)の登山道・トイレの維持管理、自然環境の保全に利用されます
- 日帰り:1000円(中学生以上、一か月有効)・・・任意ですが、是非ご協力ください!
*季節による行動制限
- 冬季催行について(12月中旬~2月末日)
上記期間凍結の可能性のため催行を中止します。また、12月上旬でも降雪があった場合は中止になります
*他
- 急な登りが続く、登山道に木の根が浮いていて歩きにくいなどで、距離は短めなのですが時間がかかります・・・前岳とはいえ、侮れない山です
- このコースは登山口に普通のトイレはありますが、登山中にトイレはありません・・・携帯トイレをご準備ください